うぃーっす!
おっさんハックだ。
俺たち80年代生まれが高校生くらいの時って、やたらめったら日本のインディーズミュージックって流行りませんでした?スカコアとかメロコアとか、オーオーオー、イェーイェーイェー的なノリの音楽。
メタルのバンドTだったら
「ダッセー!!」
って思われても、インディーズのスカバンドのTシャツだったら
「◯◯くん、イケてる!キャー!!」
って時代じゃありませんでした?
メタラーにとってはこういう軽い感じの音楽を聞くのって結構プライドが許さなかったんだけど、聞いてみると結構悪くなかったりしてね。
で、友人に誘われてライブなんかに行くと、これが案外「オイオイ!」言って盛り上がるんですよね。最後には汗だくになって、楽しかったーみたいな。ま、今みたいにおっさんになったら聞くのしんどいよ?
たまに聞くと、
うっせーんだよ、あ?
ってイライラする。
まあ、そういう時代感っていうか、空気が支配してたっていうか。そんな感じの若かりしころでしたわ。
ブラフマンがヤバかった
いいバンドってね、インディーズの時からも光ってんだよね。なんていうか、メジャー感というか、すでにオーラがある!言葉で表すのも難しいけど、フックのつけどころとか歌詞の世界観とか、妙に心に引っかかる感じがあるんだよなあ。
おっさんハックたちが高校生くらいの時って、本当にたくさんのインディーズバンドがデビューしてて、中にはとんでもなくクソみたいなバンドもあって、何千円ってお金出してCD買ったのに損した気になったり。
そんな辛い思いも何度も経験したけど、中には
「お?こう来るか?」
みたいに才能の塊みたいなすんげーバンドもあったり。
こういうバンドを見つけるのが本当に楽しかったんだよなあ。
そんな中でもブラフマンは特に飛び抜けてたのでお前らに紹介するわ。
A man of the worldは名盤
ブラフマンって1995年に結成されたバンド。今からもう20年近く前の話。ひやー、そりゃあ俺たちもおっさんになるわ。。。詳しくはウィキペディアでも見てね。
で、このブラフマン、これまで6枚のアルバムを出しているだけど、その中でもこの『A man of the world』が最高だとおっさんハック的には思う。

- アーティスト: BRAHMAN,TOSHI-LOW
- 出版社/メーカー: イレブンサーティエイト
- 発売日: 1998/12/04
- メディア: CD
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このアルバム、
ガチで捨て曲がないんだわ。
何度聞いてもすごい。一曲目のThat's allから漂う風格がヤバい。
『静と動』
初めて聞いた時の印象がそうだったな。これをここまでうまく使いこなしているバンドっていないぜ。四曲目の「New Sentiment」なんてメタル、ハードロック好きが聞いてもイケるはず。ま、ベタベタのコード進行だしね。
ライブも大盛り上がりだぜ!!
この時代のブラフマンって、厳密に言えばテクいことなんてそんなにやってないよ?ライブでの演奏も荒いっちゃあ荒い。テクだけの話で言えば、メタル畑の人間の方が技術的には何倍も上。でもさ、体が衝動的に動きたくなるというか、感情が動かされる感じで言えば、ブラフマンの方が上なんだよね。荒削りなんだけど、ツボをガンガンついてくる。
11曲目の「Tokino no kane」はガチで衝撃的。
これは絶対に一度は聞いておかなきゃいけない。っつーことで、ちょっとでもピンと来た人はチェックしてちょーだい
最後に
ちなみに、2ndアルバムはさらにメジャー感が出てポップになったかな。
でも”ブラフマン節”はそのままだかんね。

- アーティスト: BRAHMAN,TOSHI-LOW,P.D.
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2001/06/27
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3rdはかなり削ぎ落としたスパルタンなアルバム。個人的には一番好きかも。a white deep morningが泣ける。絶対聞いて。
で、他のアルバムは特に聞いてねえんだよね。だって、その頃はもう社会人になってて違うジャンルに興味があったら。いつまでもメロコアってねえ〜って調子乗ってた時代ですわw
っつーことで、これまた80年代生まれには懐かしいバンドの紹介でした。ブラフマン、本当にハマったバンドの一つ。今でも好きなんだよー!
以上、おっさんハックでした!!
じゃ、またねー!!